若い世代で急速に労働組合への期待度が高まっている…?
Q7では、労働組合に加入してるかを聞いた。「現在加入している」は24.9%、「以前加入していた」は14.2%、「加入したことがない」は60.9%という結果になった。
性別ごとにみると、男性の方が女性より1.7倍していた。年代別では、労働組合の認知度とは真逆で、2、30代の加入率が3割を上回った。若い層では、労働組合を知らない人が大半ではあるが、労働組合を知ってさえいれば積極的に活用しよういう動きがある。一方、年齢が高くなるにつれ、特に60代は労働組合に消極的なようだ。

「労働組合・労使協定 両方理解している」層では労組加入率が43.5%となった一方で、「労働組合・労使協定 両方理解していない」層では労組加入は16.6%にとどまった。ここから、労働法の理解度が、労働組合の加入割合に直結していることがわかる。労働法に無関心な層に比べ、労働法を理解していれば労働組合への加入が必要と考える割合は2.6倍高かった。
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(文/株式会社グラール、編集/清談社)