「誰もが働きやすい職場づくり」が女性の活躍につながった

イベント21の社員の男女比は、約1:1。女性役職者比率は37%にものぼります。さらに、「第4回 WOMAN’s VALUE AWARD」をはじめ、女性が活躍できる企業として受賞・表彰歴があります。なぜ女性が活躍できるのか、その理由をうかがいました。
イベント21で女性が活躍できる理由はどのあたりにあるのでしょうか?
尾高さん 実は、「女性役職者の比率を上げたい」といった目標を達成するために、女性に特別な配慮をしているわけではありません。女性社員の増加・誰もが働きやすい職場づくり・公平な評価制度の結果、女性役員の比率が高まったのだと思います。
小杉さん 以前は女性社員の割合は2割ほどでした。しかし、2016年から新卒採用に力を入れるようになったのをきっかけに、現在は半々くらいにまで増加しました。
働きやすい環境づくりへのためにどのような取り組みをされていますか?
尾高さん 性別・年齢・国籍といった属性を問わず、誰もが働きやすい職場環境を実現できるよう、社員と一緒に制度を整えています。
イベントによっては土日や夜遅く開催される場合も、もちろんありますが、個人の事情や家庭・子育てと両立できるようすり合わせをして、柔軟に働き方を決めていますね。男性の育児休暇実績も豊富にあり、子育て中でも活躍しやすい環境です。
公平な評価のための取り組みについてお聞かせください。
小杉さん 評価制度に関しては、4段階評価に加え事業部評価、業績評価、プロセス評価を行い、総合的に判断し、昇給や賞与に反映させています。さらに、評価に基づいて、勤続年数を問わず能力や意欲の高い社員を積極的に役職に登用しています。女性社員が増加しているのもあり、公平に実力で評価した結果、女性社員が役職に就くケースが増えていますね。